鉄道の出てくる映画の話。

試験前ですが、息抜きに軽くYOUTUBEの映画を見ていました。
「The five man army」という作品です。邦題は「5人の軍隊」、直訳そのままです。

あまり調べていないので定かではありませんが、1910年のメキシコ革命が舞台のようです。
ものすごく大雑把なあらすじは、
「元アメリカ軍人のダッチマンが、腕利きの4人を1000$の報酬で雇い、革命の資金を得るべく、政府の砂金輸送列車を襲撃する」
というものです。日本人の無口な、「サムライ」の活躍も見もの。
鉄道模型マニア的観点から見ると、
…この列車、ものすごく模型化したくなります。
先頭は、(画質が悪くあまりはっきりしませんが)、イギリス型っぽい蒸気機関車です。
2両目は兵隊を載せたボックスカー。
その次はフラットカーですが、周囲に土嚢を積み上げて、中央には機関銃が据えられています。
4両目のボックスカーに砂金が入っており、5両目は大砲を据え付けたフラットカー。
何より呆れたのは、ボックスカーが木造どころか、骨組みにカゴ編み状の壁を貼り付けた、実に風通しのよさげなものなんですね。
連結器はスクリュー式のもので、そのために自動連結器なら要らない努力を…。
大砲さえなければ、のどかな風景の中を走る、可愛らしい小編成といえます。
つまり、機関車1両、貨車4両で列車が完結するんです..。
ただボックスカー側面のカゴ編みをどう処理するか。
これ以上のネタバレは避けますが、スリリングで、かなり面白いです。試験終わってから見てみましょう。