まな板森林鉄道。

現時点で一本も木が生えていないまな板林鉄です。
先延ばしにしていたポイントを製作することにしました。
図面のデータはとうにどこかに紛れているので、まずは各部を計測。

簡単そうな直線側のトングレールから作っていきます。

フレキシブルレールをバイスにつかんで現物合わせで削る作業。
曲線側はまず所定のRに曲げてから、同様に。


一旦ガードレール部分と一体で作ってから、トングレール部分を切り離してジョイナーでつなぎました。

最後にスペーサーをはんだ付けして、レール側面を塗装。
トングレールの浮き上がりは下から真鍮線で引っ張って抑えるつもりです。

東野鉄道ハ31 その2。

車体になりました。

将来室内灯などを取り付けるときに備えて、
裾のアングル材から真鍮線を天井まで伸ばしてあります。
(吊り掛け動力で電線の断線にはいい加減うんざりしているので…)
これは瞬着固定。

顔部分でヘッダーをつないだのですが、継ぎ目がずれてしまって目立っているので、これは修正せねば。

床板は真鍮板から。
補強材をはんだ付けし始めたのですが、このとき持っていた60Wのコテでは力不足でうまくはんだが流れなかったので、大きめのこてで仕切り直しです。

アルのカトー7トン。

ずいぶん前に上回りを組み立ててそのまま放置していました。
下回りも確か組んだはずなのですが探せど見つからず…面倒なので板材を切り抜いて自作することにしました。


側板は真鍮板2枚重ねで。実のところエッチング部品をパタパタ組み合わせたような部材は重厚感に欠けていて好みではないので、板材で作り直すのも悪くはありません。KATO WORKSの文字を再現できないのだけが心残りですが。
とりあえず2枚を張り合わせました。

HOナローのまな板森林鉄道。

調べてみるとこのレイアウトをブログに出すのは初めてなようです。
2年ほど前に、祖母の使わなくなったまな板をもらい受けて線路をひきはじめたのですが、ポイントをどうやって動かすかで悩んでおり(下から動かすならまな板を削る作業になり、それ以降のディティール工作の前にやる必要がある)、それが理由で停滞していました。
それが解決したので、再開です。

ポイント部分は除き線路はひいてあったので、次は機関庫にとりかかりました。
まずは紙でモックアップを作成、様子をみます。

その後石膏で基礎を敷きます。3㎜アガチス材に厚み調整のため0.4㎜ボール紙を貼ったもので型をつくり、そこに石膏をどばっと。


石膏が固まり、ドロドロになってきたところで、余分な量を削り取り、さらに固まるのを待って木型をはずします。

そして線路面を基準にさらにけずり、表面を平滑にしました。
また、期待していたことですが、木型を外すときにいい感じに割れてくれて、コンクリートのクラックのようになりました。

東野鉄道ハ31 その1。

鉄道模型ショウにてNEXTのペーパーキットを買ってもらったので、組み始めました。
東野鉄道の車両はほかに持っていないので、以前製作した自由形ディーゼルで混成列車を作ることをもくろみ、特にプロトタイプにはこだわらずにいこうと思っています。

ひとまず側面を。表面に付着した余計な接着剤は消しゴムで除去。

二段窓がいい感じです。

(最終)高校生鉄道模型コンテスト2014。

教科書通りな作品が多かった企業と大学はスルー。
HO車両部門。
N校は阪神202、JRのマルタイを出してました。
これまた一部の特殊な人間にしかウケない渋い選定。
まず阪神202。

これは雪うさぎ氏→http://snowlabbit.at.webry.info/201408/article_1.html 作。
おもに真鍮による自作、多分彼が形にしたHO車両としてはこれが初めてと思います。
前後で大きく顔の違う変態車両。


マルタイ。作業部長(現)氏作。こんなややこしいものを模型化しようと思ったところもすごいのですが、作品もかっちりと仕上げています。これはプラ板をメインに使った自作。

個人的に気になった他校の作品。

大阪市電気局100型。
一両のみながら丁寧な工作でかっちり、すっきりとした出来です。
選んだ車両の一般受けや編成の長さでなく、こういう作品が評価されてほしいものなのですが…

続・高校生鉄道模型コンテスト2014。

気になったほかの学校シリーズ。


まずは白梅学園

ほぼ既製品で構成された町ではありますが、色調が整っているため全体のまとまり方がきれいです。
丘の一番上の建物をすこし縮尺の小さいものにして不自然さを感じさせず距離感を演出しています。


海城中学・高等学校。

国鉄型の気動車なんかが似合いそうな駅の風景を、落ち着いた色で仕上げています。
非常によくまとまっているのですが、このコンテストで賞をもらうようなインパクトには欠けているのかも…

高崎高校

レンガを一枚ずつ貼り付けたという橋がいい感じです。

共立女子。

実際の観察に基づいて制作したという棚田がよくできています。
人形の置き方にもそれぞれ理由づけがあるらしく、とにかく芸が細かい。

滝川高校

交通科学館のあった弁天町(授賞式では弁天橋とか言われてましたね)の風景。
よくぞこの密度で仕上げたものだと思います。

久喜工業高校。

地味な作品ですが、しっかりと観察眼が行き届いています。
駐車場の砂利の敷き方など、個人的にポイント高い。

千葉県立千葉。

よく模型の題材にされる、御茶ノ水付近の風景です。カーブした本線の使い方もうまいと思います。

番外編。

こういう、ストーリー性()を感じさせる人形配置、とてもいいです。
この後後輩君がどうなるかまで伝わってきますね。