パシナのリパワリング

父所有の車両です。
以前買ったイモンの1616sの在庫があり、それを使いリパワリングすることにしました。
なるべく楽にするため、改造は最小限に留めます。
まずは火室内部をほぼ完全に占拠していた棒形モーターを撤去。
ギアボックスも一旦ばらして樹脂部品以外はシンナーに漬け、油を洗い落とします。
こちらは二硫化モリブデングリスを付けて組み直し。新たなネジ穴はあけません。
モーターの支持は、吊りかけ式に改造です。
洋白の.5㎜を切ってトルクアームを作り、ギアボックスのネジ二つを利用して固定。


台枠とモーターは、強力型の両面テープを介して緩くつながっているだけです。
スペースと、あとはHOでまともなユニバーサルジョイントがないため、シリコンゴムのチューブで繋ぐことにしました。
大型機ならともかく、HOスケールのパシフィック程度であれば特に問題はないと思います。
キャブの中などあちこちに詰め込んであるウェイトは取り外し、ちょうどモーターの後ろに空いたスペースに一つだけ付けましたが、平坦線であじあ号の6両編成を牽いて空転しなかったので、ウェイトの量はこれで問題ないでしょう。

リパワリングだけなら意外と楽な工作です。


John Denver - Annies Song