鉄道研究部 文化祭計画・その5

大レイアウトの責任者制にするボードは15枚あるので、おそらく殆どの部員が責任者を行うことになると思う。

責任者などという仰仰しい名前はつけたものの、要はそのボードは線路を他のボードとつなげられるかぎり、好きにしてよい、ということ。

線路配置も、ボードの端での位置と角度さえ合っていれば、途中でカーブしても分岐しても全くかまわない。
国籍、時代、場所、次元(2次元や異世界のことを指す)などの設定も本校の校風にあわせ、規制は設けない。
レイアウトボードじたいの表面の高さは25mm程度だったと思うが、全体を支柱に乗せるため、たとえば渓谷なんかで掘り下げたい場合は可能。
ただし餘部級になるとさすがに別途検討が必要。

「あのときの○●線の感じを再現したい」といった明確なコンセプトがあればそれでよし。
そうでない方々のため、少し助言。
「線路がある→その周りをどうしよう?」 ではあまりイメージが湧きにくいとおもう。

まず
・世界(現実世界か、二次元か、あるいは何かの本の世界か)、
・時代(昭和?平成?それとも縄文?)、
・国籍(日本?イギリス?タイ?アメリカ?)、
・場所(田舎、山岳地帯、住宅街、オフィス街、工業地帯...etc)
を設定しよう。それからそのなかに線路を入れてみる。イメージに合わなければトンネルにかくしてしまえばいい。

だいたいのイメージを決めれば、あとは線路を敷いてから考えていけばよい。頭の中だけで600mm×900mmの大きさを正確に想像するのは無理がある。
レイアウト工作の利点は、行き当たりばったりでも出来てしまう、というのが大きいと思う。
だから、たとえ経験が無くても、あまり身構えることはない。