Nゲージのレールクリーニングカー。

5月2,3日、即ち文化祭当日が近づいてきました。
鉄道研究部は曲がりなりにも目玉展示ですから、かなり忙しくなります。

さて、当日、最も大変なのがレールクリーニングなのですが、TOMIXの製品が出ているものの、線路の凹凸に弱く、鉄研の乱雑な線路には不向きです。
というわけで、今までは綿棒片手に中1が駆り出されていたのですが、過酷な労働条件を改善すべく、レールクリーニングカーを試作することにしました。
スポンジなどを線路に押し付ける方式では、継ぎ目に引っかかるので、ローラー式を採用。
また、ローラーの抵抗で引き倒される類の脱線を防ぐべく、車体は重くせねばなりません。
Nゲージの台車は、動力車を除きほとんどがピヴォット軸受けなので、これに耐えられるか心配になり、台車を増やしてシキ(変圧器とかを運ぶやつです)のような形にしました。変圧器の部分がローラーに置き換わった感じです。
まぁ本音としては昔から車輪がずらっと並んで巨大なブームで支えるこういう類の車両に興味があったからですが。

まだ製作途中ですが、こんなものです。↓

糸鋸1日の仕事。設計図も書かずにやりました。
台車はTR47(旧客の台車)の余り物。中央のローラーが入る部分に空いている穴はデザイン上のもので、何の意味もありません。
主に1㎜の真鍮板を使い、ガッチリとしています。

前後の四角い隙間は、重りを詰めるつもりですが、今は仮に置いているだけです。
ローラーに巻いたペーパータオルはdda40xさんのブログで紹介のあった、コニシのニューハイスティックというスティックのりを試しました。まだ溶剤を付けて走らせる試験はしていませんが、どうやらうまくいきそうです。