UP 7000のこと。


Union Pacificの7000がようやく様になりました。
製造はカツミで、300ドル程度で未塗装状態のものを購入。
ツートーングレー塗装、コアレス換装を終えたところで年越し運転に間に合わせたのですが、DCCデコーダーとの相性が原因とみられる低速での騒音や不安定な走行に悩まされていました。恐らくレンツのデコーダーに換装すれば治る問題だと思います。

機関士は、座っている人形が無かったため、立って機関車を見上げるようなポーズから、カッターナイフ、エポキシ接着剤や瞬間接着剤を駆使してブラックジャックもびっくりな外科手術により座らせることに成功、キャブ内に放り込みました。
ヘッドライトは、電気屋で買った50円のチップLEDに抵抗を繋ぎ、非常に安価に済ませました。DCCなので定電圧回路も要りません。

年が明けてから、初めていった模型店「きりん」にてコースティングギアを見つけたため、その後の改造で取り付けました。
また、モーターが軽くなり、さらに前に移動させたことから、重心が前のめりになったので、ボイラーウエイトの後ろ半分を切断、金槌で整形して火室内に強力な両面テープで固定。写真は、以前に取り付けてあった棒形モーターとの比較。機関車全体がバネの上に浮いているように調整してあるため、ボイラー(重心がウエイトのある前部に寄っている)が無い状態では後ろに傾いています。

初めの状態から比べれば、単機同速度で消費電流が約1/6以下に下がっています。ギアを換装する前後では、大体1/2ほどに下がります。
やはりコアレスとコースティングギアの組み合わせは凄いです。車輪は汚れる気配すら見せませんし…
とはいえまだまだ安定走行には不満があるため、じっくり調整していこうかと思っています。


eRa ― The Mass