吊り掛け動力への挑戦。

後輩がやってみようとしているのを聞き、こちらも火が付いたというのがきっかけです。
ちょうど、ED301(過去記事参照)の動力にフクシマモデルのFMギアのパワトラを使っていたのが、
前後両方ともパワー不足でモーターが焼けてしまっていたので、その復活が名目です。
いつもの流儀で、剛性・信頼性を第一に設計します。
モーターはアルモーター(0811)を選択。
これを2㎜の厚板2枚で車輪と繋ぎ、それらの板の間を薄板で固定し、見た目箱状になるようにします。

車軸の軸受けは、給油の要らない密閉型のボールベアリングにしました。
これはほかのメリットもあって、ギア(だるまや製、16:39をスライスして使用)の中心間隔がバックラッシなしで7㎜で、
モーターの幅8㎜、ベアリングの直径6㎜ですから、モーターの中心を少し(1㎜)上にずらしてバックラッシ分をとると、
この二つがちょうどくっつくようにすればギアの間隔が保てます。
つまり、現物合わせで作ると自然にこの部分の寸法が出て、精度はモーターとベアリングの精度に依存しますので、
簡易フライスの怪しい精度に頼る必要が無いのです。
とまぁ組み立てたのが下の写真。

つづきはまた後程・・。


Chicago ― You're the Inspiration
無条件で格好いい。