フライスZ軸のDRO化。

ホームセンターでMade in Chainaな安物デジタルノギスを見つけたので、
フライスに取り付け簡易デジタルリードアウトにすることにしました。
10cmのもので、1300円ほどです。

摺動部そのほかの仕上げは酷く、同じものを測っても0.05程度違う値が出る代物ですが、
プロクソンフライスにはこれで十分です。

Z軸のスライドを分解し、ノギス本体をノギス下端のネジ穴二つと、
上端は自作金具と強力な両面テープを利用し固定。
穴を開けてネジ止めしたかったのですが、
焼きが入っているようでハイスの刃物では歯が立ちませんでした。

計測部分は邪魔な部分を砥石で切断しています。

これで大分便利になりました。
これまで半回転(1�)ごとの目盛しかZ軸にはついていなかったので、
作業の効率と精度が上がりました。任意の点でゼロにできるのもありがたい機能です。


Backstreet Boys ― As Long as You Love Me

続・101系ショーティー。

上周りは素直に組み立てました。
クーラーユニットは好みでベンチレーターに変更。
窓ガラスは、東急ハンズで売っていたPET板を使いました。

安価であり、また貼り付ける直前までフィルムを剥がさないことで、
傷・汚れをつけるリスクが減ります。
下回りは大分変更しました。
今後内装を付けることを企んで、真鍮製の床板に変更し、
また、動力をいさみやの吊り掛け式にしました。

これは台車の中に完全に収まるので、内装を自由にできます。
床下の補強はレールを貼り付けて簡易的に表現。
動軸は1つのみですが、紙製、吊りかけの組み合わせだとこれで十分なようです。

今後南六鉄の短距離高速旅客輸送に活躍しそうです。


Westlife ― Frajile Heart

101系ショーティー。

神戸の科学館で開かれた鉄道模型イベントで、
I工房さんが体験工作教室を開かれ、
その題材がこの101系でした。下はキットの内容。

いかにも作りやすそうな短い車体をみていて、
これを16番の鉄道模型として完成させようという気になりました。

空いていなかったライト類の穴を開けたこと、
前面の手すり、側面の雨どいを立体化した以外は、ほぼ手を加えていません。

紙への穴あけは、真鍮パイプの内径を削って薄くしたものを
ピンバイスに銜えて行いました。
紙に数個穴を開けるくらいならこれで十分使い物になります。
砥ぎ直すのも容易です。

車体裾の補強は、内装を考えアングル材をこのように貼り付けています。


Westlife ― Written in the Stars

初工作

以前自作した蒸気機関車ですが、95%完成な状態で分解し放置していたので、その改修を始めました。
とりあえずは前面の外れていたマーカーライトをつけ直し、ヘッドライトはアクリル繊維で導光する方式で点灯することにしました。
2ミリのアクリル光学繊維を背後から貫通させます。

ヘッドライトのレンズは無かったので、径6ミリのアクリル棒から削り出しました。
旋盤は無いので、折れたドリルをグラインダーで加工したバイトを利用しドリルレースのようなことをしました。

見よう見まねで作ったインチキなバイトでも、アクリルが相手では結構使えます。
樹脂は温度が上がると溶けて曲がるので、ゆっくりと様子を見ながら削ります。
下面を紙やすりなどを使って整形したら、今度はまた同じようなインチキ突っ切りバイトで途中まで切断。

そこで材料が曲がったので、あとは糸鋸で切り落としました。
コンパウンドなどで磨いて仕上げ。スーパーXを微量付けて固定しました。

今年は今までの作り掛けを消化していく予定です。

あけましておめでとうございます


今年も例年通りに年越し運転を行いました。
走らせたのは、発車時刻順に、あじあ号、タルゴ、SPのS1でした。

メルクリン線はワゴンリの編成です。

直前になってうまく走らないことが判明し父が整備。
S1は天賞堂の製品で、おそらく50歳前後だと思います。
父が缶モーターに換装していたので、ユニバーサルジョイントだけ弄って大晦日にDCC改造しました。
軸は固定ですが、よく走ります。
あじあ号はコアレスに換装し、デコーダーを入れましたが、パルス電流がおかしな具合に共鳴するのか、
低速ではインバータ制御の如き変な音がします。
モーターの回路にコンデンサを挟んでみれば鳴らないかもしれないなどと考えていますが、
デコーダーを壊すのが嫌なので実行には移してません。

運転は事前のポイントなどの整備もあって脱線も無く終了しました。
今年もよろしくお願いします。

プロペラで車両を動かす。

というような計画を立てました。
電子部品屋で冷却用ファンを買ってきてバラします。
中には内径1.5、外径4�のボールベアリングも入っていたので、それも利用。
まず、プロペラの支柱を製作しました。

軸受部分は、元のパーツからの流用です。
グレーに塗装、プロペラには警戒色でオレンジを入れました。航空関係の部品のようにも見えます。

これにラジコン用の高速回転モーターを繋ぎ、風力で鉄道模型を動かせないものかと企んでいます。
プラットホームとなるフラットカーが見つかり次第、製作を進めます。


Dan Fogelberg ― Go Down Easy

パシナのリパワリング

父所有の車両です。
以前買ったイモンの1616sの在庫があり、それを使いリパワリングすることにしました。
なるべく楽にするため、改造は最小限に留めます。
まずは火室内部をほぼ完全に占拠していた棒形モーターを撤去。
ギアボックスも一旦ばらして樹脂部品以外はシンナーに漬け、油を洗い落とします。
こちらは二硫化モリブデングリスを付けて組み直し。新たなネジ穴はあけません。
モーターの支持は、吊りかけ式に改造です。
洋白の.5㎜を切ってトルクアームを作り、ギアボックスのネジ二つを利用して固定。


台枠とモーターは、強力型の両面テープを介して緩くつながっているだけです。
スペースと、あとはHOでまともなユニバーサルジョイントがないため、シリコンゴムのチューブで繋ぐことにしました。
大型機ならともかく、HOスケールのパシフィック程度であれば特に問題はないと思います。
キャブの中などあちこちに詰め込んであるウェイトは取り外し、ちょうどモーターの後ろに空いたスペースに一つだけ付けましたが、平坦線であじあ号の6両編成を牽いて空転しなかったので、ウェイトの量はこれで問題ないでしょう。

リパワリングだけなら意外と楽な工作です。


John Denver - Annies Song