FEFのテンダー、4

合同運転会お疲れ様でした。
台風で時間短縮となり、慌ただしいものとなりましたが、久々の参加ができてよかったと思います。
一日目にも行きたかったのですが。

さて、かなり完成が見えてきました。

重量がかかっていない状態の画像なので、設計と支点の位置が違いますが、上が載ると正常の位置になります。

上画像のように、支点部分で、3本のビスで床板に固定、接触する部分は切欠きを作ります。

下から。なんともややこしい下回りです。

バランスを保つため仮にハンダを載せて。もちろん完成時にはこんな状態ではありません。
そろそろサウンドのことも考えねば。

Caramell ― Spelar Ingen Roll

FEFのテンダー、3

例のイコライザーの部品の続きを製作していました。
肝心要の操舵構造の、3軸側のテコです。
同じ形ばかりに辟易しつつ、半分まで完成です。


図面中、中央上の支点が車体の重量を受け持ちます。
明日には台車側のすべての部品が揃いそうです。

Tell Your World ― livetune

FEFのテンダー、2

さて、騒音の元凶な後ろの5軸台車ですが、軸箱可動にするには相当鋳物と格闘せねばならないのは目にみえており、そのことを考えて気が重くなり、工作が停滞していました。
ちょうどその時に、dda40xさんのチャレンジャーの記事http://blog.livedoor.jp/dda40x/archives/51512566.html#commentsで、この5軸台車のイコライザ可動化の記事が出て、これだとばかり、パクらせて戴くことにしました。
前後のそれぞれ2軸ずつを結ぶ部分はすでにできていて、今日の加工は3軸目と1、2軸を結ぶ部分です。

同じ部品は並べて工作。穴の位置を2㎜間違えてしまい、余計な労力を使いましたが、やはり快削黄銅は工作がかなり楽です。

真鍮線を差し込み、万力に挟んで潰して固定したのち、半田で固めます。
真鍮線を潰した時点ではわずかにずらすことも可能なので、左右のイコライザの寸法を揃えるべく、上写真のような状態にしてハンダ付けしました。

一番肝心な、前3軸・後ろ2軸を結ぶ梁は、日本橋でバネを探してきてから設計するため、まだ工作には入れません。

ウタP ― 風花舞

FEF3のテンダー

かなり前から仕掛りのまま止まっていました。
後部の5軸台車が、ロストワックスの塊に軸穴を空けただけのもので、走るとゴロゴロガラガラやかましく、どうにかしようと思いつつなかなか手を付けられませんでした。
まずは先台車…というか2軸台車から手を付けます。
こちらは、推進運転時の安全性を鑑みて、復元装置を入れようと思っていました。
そこで、長穴をガイドとしてピンで支持する方式から、揺れ枕方式に改造。
まずは、フライスで長穴を広げます。

次に部品の作成に取り掛かりました。
JAMで仕入れてきた快削黄銅の板の試し切りも兼ねます。
これは、鉛を少し混ぜてあるらしく、見た目や強度はいつも使う真鍮板とほどんど変わらないものの、ヤスリや糸鋸、ピンバイスの作業が格段に早くなり、カエリも明らかに少ないです。糸鋸をはじめとする工具を長く持たせることにもつながり、まさに一石二鳥といったところ。

揺れ枕自体は、コの字型引き抜き材の左右に真鍮パイプをくっつけるという実に安直な形態。板から曲げて所定の寸法にする自信が無かったため、このようになりました。

狭い部分が多く組立にはなかなか苦労しました。塗装も剥がさず、なるだけ元の形態を利用して省エネ工作です。

台車全体では、片側の台枠はハンダ固定、片側はネジ止めのため(これも元からの仕様)、3点支持になっています。
意外と簡単な工作で、軽い動作にも成功。
ボギー車に取り付けて、ポイントやカーブでの挙動を見てみたいという気にもなってきました。
原鉄道模型博物館に行った影響もあるかもしれません。

fripsidefuture gazer

今更感もありますが。

JAM・高校生コンテストに参加した次の日、19日ですが、
習志野にある貸しレイアウトに行ってきました。

新京成習志野駅から徒歩5分ほどの場所。
近所に習志野第一空挺の基地があり、その真ん前のファミマで昼食は調達。
迷彩服の方々もおり、どうやら陸自の方々の御用達の様子。
初音ミクカップ焼きそば」が売り切れているところを見ると、自衛隊にはボカロ好きが多いのかもしれません。
サンスポーツというテニスコートがメインな施設で、片手間で模型もやっているという感じでした。
N、HOが同時にできる珍しい場所です。
この日は、UPの7000と吊り掛け動力に換装した自由形機関車のED101、米型貨車約30両弱を持参。
コンテストの賞品のEF510-0も初走行を行いました。
この製品は脱線しやすいなどと噂になっていますが、実際、下り勾配の曲線で、他の車両が何事もなく通過するにもかかわらず脱線することが何度かありました。
このレイアウトは、デティールこそあまりないものの、全体が落ち着いた色調で、
見せ場も多く作ってあり、唯一欠点はHOヤードが貨物好きには容量不足な点で、それ以外はなかなかいい場所です。
この日の運転会の様子は、動画にまとめてyoutubeにアップしておきました。

撮影、編集ともに私です。
というわけで自分の車両が多くなってしまうのは致し方ないことですが、ED101は運転に忙しかった(登り、下りで速度調整しなければ、止まってしまったり暴走してしまったりするので)ために撮れておらず残念です。

2012年高校生鉄道模型コンテスト。

に参加して来ました。
今回は第四回の開催で、JAMと別組織になったこともあってか前回の約二倍の95校もの参加校がありました。
私が責任者(自称)をつとめた、当鉄研のモジュールは、こんなモノです。
「とある河口の熱帯雨林
何だかアニメのタイトルのパクリな気がするのは気にしない。私は何も知りません。
熱帯雨林」は「マングローブ」とでも読ませるのでしょうか。
観光地、派手な色の教会、水上住居、マングローブ林、そしてなぜかモアイ像という、突飛さでは他の学校の遥か上をいく作品となりました。
特筆されるべきは、レーザーカットで橋脚を切ってもらい製作したティンバートレッスル、
完成品から相当な改造を受けた海辺のレストランや教会、錫メッキ線で量産したマングローブ
自作の水上家屋、あとは海にエポキシ樹脂を使ったことでしょう。
配置のプランや製作法の指示の多くは私がしたものの、主要な作業はかなりの割合を後輩部員たちに任せてあり、
部全体の技量がかなり上がってきていると感じます
。とくに高1のS君、中3のK君、中2のF君は凄い。これなら将来任せられそうです。

てなわけで、最優秀賞含めいろいろな賞を貰ってしまいました。
全体のレベルが上がってきているのは感じているので、来年の優勝を目指すにはさらに本気を出す必要がありそうです。
後輩諸君の努力に期待します。

巡音ルカ ― 星屑ユートピア
なんでこんな曲を紹介する気になったのかはわかりません。

先台車完成。

今日も75レを撮りに行こうとしたら、お盆で運休なんだそうですね。
実物方面では後輩に教えてもらう情けない先輩です。

さて、先台車が完成しました。
dda40xさんのブログで紹介しておられた話を自分なりに解釈して参考にしました。
2本のリンクで支持するアイデアにも惹かれましたが、動輪2軸の小型機には不要と判断。
T字型リンク(とはいっても復元装置を避けるためY字型になるのですが)を採用しました。
中央部にはV字型斜面を置き、コロ式の復元装置です。

小径のベアリングをコロに使い、バネを外側から包む形でガイドの真鍮パイプを配置。
真鍮パイプ二つの間にグリースを入れれば、ある程度ダンパーの役割を期待できます。

HOの大きさに収めつつ確実な動作を目指すため、本家のコロ式復元装置とはちょっと違う形にしました。
さて、残るはバルブギア、従台車です。前者はうまくジャンクを使いながら誤魔化すことになりますが、
鋳鋼の従台車をいかにして板材で表現するか‥頭の痛いところです。

Altima - Wish I Wish
Altimaに最近はまっています。好きなアニメ(シャナとか、加速世界とか)の主題歌を歌ったのもあるけれど、
それを除いても神曲揃い。